2022年1月20日に第9回の輪読会を開催しました。
この会は「家族志向のプライマリ・ケア」を読み、参加者で経験談や意見を話すことで理解を深め、日々の研修を振り返ることです。県内でも研修先はバラバラなので、オンラインを活用してどこでも参加できるようになっています。
今回は第15章、16章で、高齢者と介護家族のヘルスケア、ターミナルケアについてでした。
高齢者のケアについては、家族介護者のケアはどのようなケアを普段の診療で行っているか、「高齢者」のイメージについての変化について議論が盛り上がりました。
終末期・ターミナルケアについては、専攻医が実際にいま診ている事例の振り返りをしながら、自分自身や家族が受容していく過程の重要性について学びました。
やはり高齢者の診療が多いなかで直面する話題が多く、ACPの重要性も感じました。
輪読会では、どなたでも参加大歓迎です。ご参加お待ちしております。
【概要】
オンライン輪読会「家族志向のプライマリ・ケア」
●日時:毎月第2木曜日 朝 7:30-8:15
●内容:家族志向のプライマリ・ケア(日本語版) https://amzn.to/3vtes6J
●対象:家庭医療に興味がある方(誰でもOKです)
勉強会にご興味のある方は、当講座までご連絡頂けると幸いです。
文責:西水翔子