3人の新しい先生方が「豊の国大分総合診療専門研修プログラム」に登録し研修を開始しました。

 2022年4月から、3人の新しい専攻医の先生方が「豊の国大分総合診療専門研修プログラム」に登録し研修を開始しました。

■後藤亮先生(津久見中央病院)

このプログラムを選択した理由は、研修医生活の2年を終え様々な分野に興味を持ち、数多くの分野に関わり、実際に治療に介入できるのがこの科であるからです。悪い言い方をすると優柔不断なのかもしれませんが、一人の患者さんに対してより良い医療を提供するため専門家の分野を超えた可能性を一つ一つ熟考することにとても興味を持っています。後期研修医期間はより多くの症例や手技を経験し、一歩でも先輩方の診療に近づけるよう全力で努力してまいります。

■堀之内泰雄先生(大分大学医学部附属病院)

私は大分出身であり、地元の医療に貢献したいと考え大分大学で医学を学ぶ事を決めました。その過程で、幅広く疾患を診ることができ、患者さんの生活状況にもアプローチすることを得意とする総合診療科に魅力を感じ、入局しました。当科の先生方は皆優しく、患者さんに寄り添う医療を行っており、私もそのような医師になりたいと考えています。科の性質上、幅広い患者さんの訴えへの対応力が求められるため、診断力をしっかりつけていきたいと思います。

■伊南利菜先生(大分市医師会立アルメイダ病院)

コロナ流行により近頃はあまり取り沙汰されていないように思われますが、2025年・2035年問題という呼称で超高齢社会・日本の未来が危ぶまれており、総合診療科は地域医療をはじめ様々な面から、我が国の医療課題解決の一端を担ってまいりました。自分は緩和医療もできる訪問診療医を目指しているため、このプログラムを選択しました。まずは、いまの自分の業務をひとつひとつこなし、夢にむかって一歩ずつ歩んでいく所存です。

 皆様のこれからのご活躍を心からお祈りしております。

文責:塩田星児