第11回 家族志向ケア輪読会

022年3月10日に、zoomを用いてオンラインで開催しました。

第19章「心と身体の分離をまとめる:身体化の固定への生物心理社会的アプローチ」

第25章「共同して働く:家族志向のメンタルヘルス専門家との連携・紹介」

を扱いました。

総合診療医、家庭医としては働いていると、各種検査を行っても診断のつかない症状を抱える多くの患者さんと出会います。病気の根源は「仕事のストレス」だったりと、生物的な視点のみならず、心理社会的な視点が総合診療医・家庭医にとって重要です。また、精神科等への紹介をすべき患者さんに出会うこともあります。日常診療での「あるある」をシェアして、対応法などを皆で話しました。なかなか1人では(厚い本で難解なところもあり)読み進めることが難しいかなあと思われましたが、1年間を通じ、皆で少しずつ勉強することで、日常診療の振り返りもでき、多くの学びを得ることができました。

<家族志向ケア輪読会>

●日時:毎月第2木曜日 朝 7:30-8:15

●内容:家族志向のプライマリ・ケア(日本語版) https://amzn.to/3vtes6J

当日はよくわからなかったところ、印象に残ったところをピックアップし、

自分の経験と照らし合わせながらの振り返りを含めてディスカッションを行います。

(文責:衞藤)